*** フジフィルム  GA645 PRO ***

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世界初、AF搭載、ワインダー内蔵、絞り優先AE 6*4.5判レンジファインダーカメラ
レンズ:EBCフジノン60mmF4(沈胴式)
シャッター:電子制御レンズシャッター B・1〜1/700
パララックス自動補正
電源:CR123A☓2本
サイズ: 815g
発売年:1995年


世界初(私はこの言葉にすこぶる弱い)のAF中判機。
といっても、今では他社からも出ちまったので、少し影が薄くなってきましたが・・・。
何処かのプロが、GA645を「カルディア645」と称していたが、良い意味でその通りだと思う。

今まで中判というと「風景などを、じっくり構えて」という感じだったが、このGA645は、AE・AFに加え、軽量・薄型で、まさに「お散歩カメラ」。
とはいっても、画質は、定評のあるフジノンレンズや、35mmフィルムの約3倍の情報量で流石に奇麗。
中判で、ストロボ内蔵とは、お茶目だが、これが結構役に立つんですよ(^^)。
裏蓋のロックもしっかりしていて安心。
 
欠点
まず、音がでかい。購入時、騒々しいカメラ店では、気がつかなかったが、レンズの駆動音、パララックスの移動音、巻き上げ音、とにかくギィーコギィーコと、五月蝿い、五月蝿い。
左手でレンズの下を支えて構えた時、左手で測距窓を塞いでしまう。
セレクトダイアルが空回り(滑る)する(オーバーホールで解決済み)。
また、これは個人差があると思うが、ストラップの取り付けが左手側なので、右肩に下げると、構える時に持ち替える必要がある。
フードを装着したままでは、レンズキャップが付かない、ケースにも入らない。
 
最も不満なのは、購入後、広角レンズ付きが発売になり、その後i型に変更になり、現在は、Ziが主流という変わり身の速さ。中判カメラで、これほど頻繁に新型が出るモデルが他にあるだろうか(パソコンでもあるまいし)。Ziが良さそうなので、よけいに腹が立つ(^^;。

 Copylight(C)2001,Digi-Photo Nishihara
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