*** ニ コ ン D200  ***

               
D3購入のため売却(写真撮り忘れた)

入門用デジタル一眼レフ
撮像素子:CCD 1020万画素
撮像感度:100〜1600(1/3段)・3200
電  源:リチウムイオン
寸  法:157.5×149.5×85.5mm
重  量:830g(本体) 
2005年12月発売


結論から先に言うと、この値段で、この仕様、『Nikonさん、ガンバッてますね。』という感じ(^^)。
2台購入しました。

< 1,000万画素CCD >
不満無し。プリントが全紙ノートリまでなら、充分、充分。
高感度時のノイズもかなり良くなっている。まだまだ、キヤノンには負けるけど(チィッ)。
これで、室内スポーツでは、D2X(ISO400が限界)の出番はなくなった。

< 5コマ/秒、54コマ連続撮影 >
D2HsやD2X(クロップ)の8コマ/秒に比べると、明らかに遅いが、ま、充分でしょう。
連続記録54コマは、あくまでも、100m走をスタートからゴールまで「シャッターを押し続けているような場合」であって、カシャ・カシャ・・・カシャ・カシャ・・・カシャ・カシャ・・・と少し間を置くとその間に書き込みが始まり、はるかに少ないコマ数で、シャッターが切れなくなる。
やはり、D2シリーズよりも、バッファ容量を抑えているのかな?
ハーフタイムにベンチのスナップを撮っているとき時々起こることがある。
ま、発生頻度は少ないので、我慢するか。D70なんて、毎回なってたもんな。

< 起動時間0.15秒 >
世界最速らしいが、最近のデジタル一眼は、どれも早くなっているので、それほどの感動は、無し。

< 11点測距AF >
これくらいが、ちょうど使いやすいかも。
ただし、私は、いろいろ試した結果、センター1点のシングルエリアAFモードを使っている。

フィギアスケートや陸上競技など一人の選手を追い続けるなら、ダイナミックAFモードとかも良いかも知れないが、パスやトスで、目まぐるしく距離の変わる球技等では、センター1点のほうが歩留まりが良いようである。同様に、AFロックオン機能も使わない。

ゴールキーパーを画面の端に置きたいとかの場合も、測距点を選択するよりも、AFロックを使うほうが多い。コサイン誤差など気にしていたら、シャッターチャンスを逃がしてしまう。
AFのレスポンスも上がっているらしいが、SWM以外は、レンズが付いてこないので、勿体ない。
早く、レンズを充実させてもらいたいものである。キヤノンのUSMが懐かしい(^^;。

< マグネシウム合金ボディ >
しっかりしていて、GOOD。冬は、触ると冷たい(^^;。
ペンタ部を小さくするのに苦労したらしいが、私は、ある程度大きいほうが、一眼レフらしくて好きである。
防塵防滴は、やはり、安心だ。

< 倍率0.94倍のファインダー >
視野率95%でありながら、D2Xよりも見やすい。
とはいえ、ファインダーは覗いていれば、すぐに慣れてくるものである。

スポーツでは、それほど厳密さを必要としないので、視野率95%でも問題ないが、スナップや風景では、気をつけないと、余分なものが写りこむので、デジカメならではの「液晶モニターで確認」が必要。
格子線が表示されるのも、じっくり構図を決めるときや、カメラが傾く癖がある人(私)には便利。

< シャッタータイムラグ約50ms >
D2シリーズを使い慣れている者にとっては、これでもまだ不満。
シャッター音=少し安っぽい。

< 内臓ストロボ >
ちょこっと使いたいときに便利。

< バッテリー >
大いに不満。
カタログデータでは、1800コマ可能とのことだが、私の撮影では、600コマ程度。
頻繁にモニターを見ると、400コマ、ほとんどモニターを見なくても、800コマが限度。
そのため、1日の撮影で、3個用意している。

ちなみに、D2X、D2Hsでは、同じような使い方で、1200コマ以上撮影できる。
容量が、1500(D200):1900(D2)なので、納得がいかない。
どうやら、この「EN-EL3e」というバッテリーは、例の火を噴くバッテリーの末裔なので、その対策が影響しているとか、いないとか・・・。
また、バッテリーグリップ「MB-D200」を取り付けると、D2シリーズよりも大きくなってしまうのは、「あんだかなぁ。」という感じ。

< 液晶モニター >
見やすくて良い。角度による濃度差がないのもGOOD。

< 操作性 >
操作は、頭ではなく、指先が覚えているので、複数の機種を使う場合統一されているに越したことはない。
その点、ニコンは、比較的統一されているけれど、今回、メモリカードの向きが逆になったのは、なぜ?

再生時の十字キーの縦横が逆。あせった。が、これは設定で入れ替えられるので、ホッ。
再生ボタンの位置はD2シリーズと同じにして欲しかった。

<< まとめ >>
中級機という位置づけながら、限りなく上級機に近い良く出来たカメラだと思います。
銀塩の「F5」の対する「F100」のようなイメージです。

室内撮影では、メインカメラとして使えます(てか、D2H・D2Xは高感度が使えない、D2Hsは画素数が少なすぎ、結局、D200しかない)。

これは、売れるでしょう。行きつけのカメラ店でも、バックオーダーを抱えているとのこと。

Nikonさん、後は、レンズですよ、レンズ。

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